中国管釣り情報〜ルアーで釣っちゃいな〜

日本にお住まいの方には殆ど知られてませんが、中国の管理釣り場は近年凄まじい勢いで発展しており、まだまだ釣り場環境面は発展途上ではありますが、魚種だけで言えば既に釣り堀天国と言われるタイ王国をも遥かに凌駕してます。このブログでは中国国内のルアーフィッシングが出来る釣堀と、ルアーで釣った魚種を中心に紹介していきます。

■釣堀>>011: 金目釣場( Jinmu diaochang )

中国国内のルアーフィシングポンドでは、個人的に一番好きな処。中国における怪魚釣堀の草分けで、以前は深圳市の光明新区という所に在り、2019年8月頃現在の場所に移転したと記憶している。当Blogを始める際一番最初に紹介したかったのだが、生憎手持ちの釣り場写真が無かった上に、ゼロコロナ政策による規制で広東省まで遊びに行くことが容易ではなかったので、このタイミングの紹介となってしまった。

 

・所在地区 ———— 広東省広州市番禺区海景路南
・システム ———— オールリリースポンド
・ポンド数 ———— 1
・事前予約 ———— 要

 

 

・利便性  >>> ★★
・魚種数  >>> ★★★★★
・環境面  >>> ★★★★★
・難易度  >>> ★★★
・混雑度  >>> ★★
・お勧度  >>> ★★★★★

 

実釣済魚種:イエローチークキノボリウオハロワンナイルティラピアジルティラピアチャネルキャットフィッシュプラーテーパーレッドテールキャットフィッシュブルーギルノーザンラージマウスバスキクラテメンシスシルバーアロワナレッドベリードパクーアルビノパクードラドバラマンディマングローブジャックタイリクスズキキビレ

 

[その他にもかなりの種類の魚種が入っているが、距離的に上海在住の私がちょこちょこ遊びに行くのは難しく、無念ながら未釣魚種も相当多い。この釣り堀の魚種に関しては広東省住在の日本人アングラー諸氏のblogで数々紹介されているので、興味を持った方は検索してみて下さい。
 中でも、貴重な中国在住の同志である通称ヤナギさん(非常に残念ながら本日4月28日、日本へ帰任されてしまうが...)というルアーフィシングエキスパートのblog (リンクは御本人許諾済み)は、この釣堀や広東省近辺の釣りに関する情報も豊富で

 

何より氏は、この釣り堀にポリプテルス・エンドケリーやオキシドラスをはじめとした数々の魅力的な魚を寄付放流もされていた功労者だ。]

 

中国国内では最も早く、最も数多くの魚種が入れられたきた釣堀(常に数多くの魚種をストックしているという意味では無い)。但し、此処もオールリリースポンド宿命の例外ではなく、魚達もかなりスレてきている。特に、この釣堀は日本人ルアーマンが際立って多いので他の釣堀よりスレ度は高い傾向にある。理由としては現地ルアーマンが比較的小さなソフトルアーのジグヘッドリグやダウンショットリグ、もしくは鉄板バイブがメインとまだまだ引出しが少ない=魚へのストレスが単調単層で影響範囲が絞られてるのに対し、日本人ルアーマンは多種多様大小様々なハードルアーやソフトルアー、ニューアイテムを駆使する事に加え、ピンポイントで打ち込んだり、超軽量ルアーの遠投といったキャスティングテクニックも持ち合わせている事が多い=魚へのストレスが複雑多層で広範囲に渡るからであろうと推測する事が出来る。

 なので、所謂リアクションで反応してくれる魚種か、放流後然程フッキングされていない個体以外を狙って掛けるのは中々にテクニカルな釣り方が必要であり難易度は低く無い、当然ながら魚種毎にその誘い方は違うので、此処ではターゲットを決めて試行錯誤しながら狙っていくのが面白い。

 

場所は広州市番禺区の海鸥大桥という橋の側道沿いで、最寄りの広州白雲国際空港からは76.2km、車で1時間強と然程遠くは無いのだが、正確な番地は無くタクシーの運転手も間違える事が多いので、下記Gppgle Mapのピンを参照して下さい。

 

22°58'16.2"N 113°30'23.6"E

 もしくは、此処のオーナーはフー(何)さんという日本住在経験も有る香港の方で日本語も通じるので、近くに着いたらオーナーに連絡し、運転手に電話を渡し場所を説明して貰うのが間違いないかと思います。Wechat連絡先を知りたい方はコメント欄にその旨書き込んで下されば直ぐにシェアします。

 

ネイティブでは一種釣るのもかなりの時間と費用が必要になる魚に、手軽にトライする事が出来るので(キャッチ出来るかは別として)中国国内の他地域へお住いの方や、出張で中国へ来られる方で、ルアーフィッシング愛好者かつ一日でも釣りに費やせる時間を捻り出せるのならば、是非一度腕試しに足を運んでみては如何でしょうか。