中国管釣り情報〜ルアーで釣っちゃいな〜

日本にお住まいの方には殆ど知られてませんが、中国の管理釣り場は近年凄まじい勢いで発展しており、まだまだ釣り場環境面は発展途上ではありますが、魚種だけで言えば既に釣り堀天国と言われるタイ王国をも遥かに凌駕してます。このブログでは中国国内のルアーフィッシングが出来る釣堀と、ルアーで釣った魚種を中心に紹介していきます。

■魚種>>029: レッドテールキャットフィッシュ( Phractocephalus hemioliopterus )

中国名は红尾鲶。化石種であるPhractocephalus属唯一の現存種で、ルアーマンには生息地のアマゾンやタイの釣り堀などでお馴染みの鯰だろう。1994年に安徽省の瓦埠湖をはじめ、複数のダムや湖に研究用として持ち込まれ、繁殖に成功した後、各地に養殖用として稚魚が持ち出されたのだが、養殖コストの問題からティラピア類に取って代わられる事となり、逸脱もしくは廃棄された個体群が自然繁殖したようだ。珠江流域某所での確認例が多く、実際某所にて南米アマゾンの魚が普通に釣れた際には非常に驚いた事を覚えている。肉食性で環境にも依るがベイトフィッシュを主食にしてる場合が多く、ルアーへの反応も非常によい。無論、2022年版放流禁止水性生物リストの記載魚だ。

種別:外来種
難易度:★★
最大サイズ:120cm〜

 

レッドテールキャットフィッシュ、hractocephalus hemioliopterus