中国管釣り情報〜ルアーで釣っちゃいな〜

日本にお住まいの方には殆ど知られてませんが、中国の管理釣り場は近年凄まじい勢いで発展しており、まだまだ釣り場環境面は発展途上ではありますが、魚種だけで言えば既に釣り堀天国と言われるタイ王国をも遥かに凌駕してます。このブログでは中国国内のルアーフィッシングが出来る釣堀と、ルアーで釣った魚種を中心に紹介していきます。

■魚種>>044: マーレイコッド( Maccullochella peelii )

中国名は虫纹鳕鲈もしくは澳洲龙纹斑。オーストラリアの固有種で先住民族アボリジニはグードゥーと呼んでいたらしい、こちらの呼び名のほうが近代にやってきた侵略者であるアングロ・サクソンが勝手に付けた、センスの欠片も感じられない鱈みたいなネーミングよりも俄然しっくりくる。サラトガ、バラマンディと共にオーストラリアにおける淡水域ルアーフィッシングターゲットの三本柱、肉食性で魚類や甲殻類は基よりネズミや水鳥まで食べるので、現地でこの魚用にデザインされたルアーには豪快すぎて笑ってしまう物が多い。中国では山東省の宝山鎮という地域の河川にて数匹釣れた例が有るが、恐らく付近の養殖場から逸脱した個体であろうとされており、自然繁殖までは確認されていない。ただ、2022年版放流禁止水性生物リストに記載されていることから他にも少なくない捕獲事例が有るようだ。釣り方としては、浅瀬のストラクチャーの影やボサに隠れている事が多いので、その際を光り物で通してやると出て来る事が多い。

種別:外来種
難易度:★★
最大サイズ:180cm〜

 

マーレイコッド、マーレーコッド