中国管釣り情報〜ルアーで釣っちゃいな〜

日本にお住まいの方には殆ど知られてませんが、中国の管理釣り場は近年凄まじい勢いで発展しており、まだまだ釣り場環境面は発展途上ではありますが、魚種だけで言えば既に釣り堀天国と言われるタイ王国をも遥かに凌駕してます。このブログでは中国国内のルアーフィッシングが出来る釣堀と、ルアーで釣った魚種を中心に紹介していきます。

■魚種>>015: シロフチタイリクバラタナゴ( Rhodeus albomarginatus )

この記事を書く迄はてっきり普通のタイリクバラタナゴを釣ったものだと思い込んでいたのだが、写真を見返すと明らかにタイリクバラタナゴと違う点に気付いた。調べてみると2011年6月に発見され、2014年に新種として登録された白边鳑鲏というタイリクバラタナゴの亜種らしい。タイリクバラタナゴとの一番判り易い相違点は写真のとおり背鰭、胸鰭、腹鰭の縁に白縞が有る事であろう。約11年前に登録されたばかりで今現在の種群分布状況や種群数は不明のようだ。まだ和名は無く日本の熱帯魚ショップではハッカタナゴと呼ばれてる様だが、原産地名の意訳名だとすれば適当ではない、ハッカタナゴを逆引きで中国語意訳名にすると白化鳑鲏、これは一般的にアルビノタナゴという意味になる。中国語の白边は白ブチと訳すのが自然だろう、更に学名のRhodeusはバラタナゴ属を示し、albomarginatusはラテン語で白ブチという意味からしても、白边鳑鲏の意訳名はシロブチバラタナゴ、もしくはシロフチタイリクバラタナゴが適当であろう。肝心の釣り方だが、ワームの微塵切りを# 30以下のフライフックやタナゴ針にさして狙うのだが、極端に口が小さいためフッキングが非常に難しい。

種別:在来種
難易度:★★★★
最大サイズ:18cm〜 

 

シロフチタイリクバラタナゴ、Rhodeus albomarginatus